Nofukunosato Tawarazu
温暖な瀬戸内気候に適した農作物である柑橘類の栽培が盛んに行はれています。知名度・生産量では愛媛みかんの発祥地『玉津みかん』、八幡浜地域のブランド品(西宇和みかん、真穴、等)に負けてはいますが品質では遜色ありません。味ではむしろ上回っているのでは無いかと思います。
10月初旬から極早生みかんから始まり、レモン、早生みかん、普通温州みかん、紅マドンナ、はれひめ、伊予柑、分担、ポンカン、甘平、デコポン、はるみ、せとか、八朔、甘夏、はるか、ブラットオレンジ、清見、河内晩柑と続きます。最後の収穫になる河内晩柑、甘夏は6月頃迄収穫する事があります。
ただ近年の異常気象(異常気象と呼べない程の頻度で起っている)で色々な障害が頻繁に発生して年々栽培が難しくなっています。特に温暖化によると思われる風雨被害(災害含む)と柑橘の適温品種の変化等、後継者の問題と共に課題が山積されています。
其れでも地域の宝物を後世に引き継ぐ為にお百姓さん達は楽しく頑張っています。