豊栄の舞(とよさかのまい)
俵津では歌詞はそのままで舞はアレンジしています。
- 歌詞
- 1番
あけの雲わけ うらうらと 豊栄昇る 朝日子を
(あけのくもわけ うらうらと とよさかのぼる あさひこを)
神のみかげと 拝めば その日その日の 尊しや
(かみのみかげと おろがめば そのひそのひの とおとしや)
- 2番
地にこぼれし 草のみの 芽生えて伸びて 美しく
(つちにこぼれし くさのみの めばえてのびて うるわしく)
春秋飾る 花見れば 神の恵みの 尊しや
(はるあきかざる はなみれば かみのめぐみと とおとしや)
歌詞の意味
1番は、太陽の恵みへの感謝や、素朴な太陽信仰の伝統が組み込まれたものになっています。毎朝昇るあさひ、毎日めぐってくる日々そのものへの感謝が込められます。
2番は、空襲で焼けた工場の廃墟の中に、草が真っ青に萌えでていた光景からイメージし、自然の生命力を読んだものだと言われています。草木の生命力のように、私たちも日々力強く生きていこうという希望や、四季折々のうつくしい木々花々に囲まれる喜びをよんでいます。