Nofukunosato Tawarazu

俵津文楽『すがはら座』(愛媛県無形文化財)

 

嘉永5年(1852年)俵津村大浦の伊井正吾が、若者たちの情操教育の為、大阪より人形数個を買い入れ、人形芝居を始めたのが切っ掛けです。予想以上に好評で若者にも受け入れられ、明治19年に八幡浜の『くぬぎ座』、大正14年に淡路島の市村六之丞一座一式を買い入れて一段と充実しました。昭和39年3月27日に県無形文化財に指定されました。継承に困難な時期もありましたが昭和52年に公民館、婦人会、青年をはじめとする地元の熱意に支えられ再興し、現在にいたります。現在会員は34名で俵津文楽会館を拠点に、懸命な練習を積み重ね、伝承・伝統文化の継承及び管理を行っております。4月の定期公演(桜祭り)ほか県内外保存会との合同公演等に活動致しております。

 

 

    俵津文楽会館

 
 
  桜祭り会場『二人三番叟』
 

 

 

 

 

 
第36回野福峠さくら祭り  俵津文楽『すがはら座』公演
 
令和6年3月31日 俵津文楽会館公演
 
   演目は、
                    (けいせいあわのなると じゅんれいのだん)
    1.傾城阿波の鳴門『巡礼の段』
       (あさがおにっき  やどやのだん おおいがわのだん)
    2.朝顔日記  『宿屋の段』『大井川の段』
        
 
 

傾城阿波の鳴門

 
 
 

朝顔日記『宿屋の段』

 
 

朝顔日記『大井川の段』

 
第35回野福峠さくら祭り  俵津文楽『すがはら座』公演
 
令和5年3月26日4年振りの開催となりました。
演目は、1.寿二人三番叟(外松尾公園でも演舞)
    2.絵本太功記  十段目  尼ヶ崎の段
 
 
 
 
 
 
 
第35回野福峠さくら祭り公演の一部
 
途中見苦しい所がありますがご容赦願います。
 
以前の文楽公演模様